最近1年目の薬剤師から質問があり、良いテーマだったので記事にしたいと思います。
その薬剤師はテープもパップもどっちでも良くない?先生が気分で決めてるんでしょって思っていたそうです。
皆さんは先生からの処方でテープとパップを見た時にそれぞれ何を感じますか?
温感タイプや冷感タイプの貼り薬も出ていますが、今回は純粋に2つを比べた時に薬剤師としてどんな感を働かせる必要があるかという事をお話ししたいと思います。
それくらいはわかるって方は最後まで読まなくても大丈夫です。今回はあくまでも整形の処方に慣れてない新人薬剤師に向けてのお話です☺
結論から言うと、
テープは慢性痛
パップは急性痛
に使われることが多いです。理由としては打撲など急性の症状は炎症による熱感があるから、冷やすことも治療においては重要だからです。そのためパップ剤は1日2回張り替えるものが多いですね。何時間かたつとヒンヤリしていたパップのジェルの部分もあったまってしまいますから。
慢性痛は熱感が無いことがほとんどなので24時間効果が続くタイプのテープ剤がよく使われます。
勿論患者さんがひんやりする貼り薬が好きだから慢性の腰痛だけどパップ剤を頼んだとか、貼り薬は絶対にロキソニンテープじゃなきゃ嫌って患者さんとかもいるので絶対ではありませんが😱
薬剤師なら処方を見ただけである程度疾患や病態が絞れると話がスムーズに進んでいくので処方をみてイメージするということを癖にしてみてください✨✨✨
それができるとカッコいい薬剤師に近づけますよ😍
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