「エージェント状態」という言葉を知らないって方がいたら今回の記事&この本を見る価値があると思います😄
最初に
実はこの本読んだのって結構前なのですが、最近仕事のつながりで知り合った薬剤師さんと話している時にこの本を思い出しました。
その薬剤師さんは「頑張って薬剤師になったものの売り上げを上げるよう会社に怒られてばかりで最近は仕事がつまらなくて仕事を辞めようか迷っている。」

と言う事で、話を聞いているうちに少し熱くなりました🔥🔥笑
結論から言うと僕は「転職」を促しました。やり取りの内容自体も凄く濃かったので、それは後日改めて書こうと思うのですが、
退職を勧めた根拠がその薬剤師さんの状態がまさしく「服従の心理」に出てくる「エージェント状態」だったからです。
はい、ここからが本題です😄
「エージェント状態」とは
「私は会社の運営の為に必要な事をしている。これは仕方ない事。私は偉い人から必要とされ、命令されて代理でやっているだけだから悪くない」

みたいに、権威に従う内に精神的な負荷を避けるために出来上がってしまう自己暗示に似た精神状態を「エージェント(代理人)状態」と本で紹介されています。
まさしくこの通りで、
今その薬剤師さんの仕事のベクトルって患者さんの方に向いてないんです🥺
店長や管理薬剤師やエリアマネージャーに怒られ続けているうちに、その薬剤師さんの最初の頃の思いだった、
「患者さんの役に立ちたい」

から
「店長に怒られたくない」

となり、
「どうしたら店長に怒られずに済むか」

という風に仕事の目的が変わってしまっていました😱
これ、「本当は患者さんの為にならないようなサービスを売り上げの為に患者さんに行う」という精神的負荷がかかる状態を避けるために自己暗示している・・・まさしくエージェント状態じゃありませんか?😅
例えば、その薬剤師さんは会社の命令で1人でかかりつけ患者を250名も持っていました😲
(個人的にはかかりつけ薬剤師って1人でちゃんと責任を持って患者さんと契約できる人数ってせいぜい10人~15人位だと思います😫)
完全にこの状態になると自力で抜けだすのは困難になるらしく、それの異常性も自分ではもう気が付きません💨
そこで
エージェント状態orそれに近い状態の方がいたら改めて考えてほしいのですが
それって皆さんが最初に志した姿でしょうか😥😥
薬剤師でいうなら、最初は「薬で困っている患者さんの為に役に立ちたい🔥🔥」とかって思い多かれ少なかれありませんでしたか?笑
とまあそんな事に気づかせてくれる1冊なので、『「エージェント状態」めっちゃ自分に当てはまるやんけ・・・』

って思った人がいたら、是非読んでみてください😆
この状態って完全に陥ってしまう前ならそれに気づくことができればそうなる前に対処可能なんです✨✨✨
そして、そんな会社にいる方は是非一度転職を考えてみてください😵笑
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