整形の処方ってけっこう受けるし、自分自身も結構ひどい腰痛になることがあるので、服薬指導や健康相談に活かせれば良いなと思って、今年の7月に出版された「腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』、見かけた時から気になっていたので思い切って買っちゃいました😍😍

結果から言うとかなり参考になりました✨

https://amzn.to/2T0M4HS

著者曰く、腰痛の原因って日本で行われるような軽い問診やMRIなんかでは特定できないことが大半で、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなんかではPT(理学療法士)さんが主導になって医師と1時間半近くかけて、食事、睡眠、普段の生活なども含めて細かく問診、診察を行い、やっと腰痛の原因を突き止めるという事でした😲

MRIとかでヘルニアって診断を受けても、レントゲンで脊柱側弯症って診断を受けても、構造の異常ではあっても必ず痛みが出るという訳ではなく、痛みが出ないで過ごしている患者さんは結構いるみたいです😆

著書によると、腰痛が無い方のMRIでも、実に3割の人が椎間板ヘルニアと診断されたというデータもありました🤔

てなわけで、薬剤師としてアプローチできそうなアクションプランとしては、

腰痛で受診した患者さんの服薬でのペインコントロールは継続しつつ、腰痛の根本を解決できるように、

睡眠、食事、社会的ストレスの現況を把握して、腰痛が改善されるような方向に導く。

としてしばらくやってみようと思います。

よくよく考えてみると、デキる薬剤師さんとかは結構自然にこういうアプローチできてますよね💨💨

例えば、腰痛持ちの肥満患者さんの食事の偏りや生活習慣聞いて、腰に負荷がかからないように適正体重を目指すことを勧めたうえで適度な運動や食事のアドバイスなんかを交えた服薬指導とか😍😍

薬局経営の観点からみると利益が減って少しジレンマもあるかもしれませんが、患者さんが使う薬が減ったり、服薬から卒業するというのは薬剤師冥利に尽きるというか、やはり喜ばしい事ですよね💯💯

本に興味がある方は是非見て下さい😍😍

https://amzn.to/2T0M4HS

1+

コメントを残す