最近業務の一環として60歳代のパートの薬剤師さんの勤務を見に行きました。(いわゆる視察?)
薬剤師歴20年以上のベテラン✨と伺っていたので気楽にいったのですが、

滅多に見ない薬歴の書き方をされていたので・・・・
薬学生・新人薬剤師さんには良い教材になると思い・・・ここで少しネタにさせてもらいます😍笑
興味深かった?その方の薬歴はSOAPのA(アセスメント)の部分です
~これからSOAPの勉強をするという方のために少し解説~
S(主訴)とO(客観的情報)を踏まえて薬剤師がどう思ったのか、どう判断したのかを書く部分がA(アセスメント=分析)なのです😀ある意味ここが薬歴の要というか、薬剤師の推理力や総合能力が試されるところなのです✨

~解説終了~
肝心のその薬剤師さんのAはというと、例えば・・・
高血圧の患者さん、薬の飲み忘れがそこそこあって毎回30日分の薬が出るけど、いつも10日位は予定日より遅れてくる患者さん😅
案の定その薬剤師さんも服薬を促すわけですが(会話の内容は、よくいる会話が少し苦手な薬剤師さんなので割愛)
問題はそのあとに書いた薬歴
A「度重なる飲み忘れに対し再三注意するも本人に改善の意思無し。本人から治療の意思は感じられないためより一層厳しく指導をする必要あり。本当にどうしようもない。」
って書いてありました。
・・・はいっ?笑
会話ではそこまで突っ込んだ指導してなかったのに~😵
というかこれもう薬歴じゃなくて悪口?陰口じゃないか~・・・

敢えて自分がこの患者さんのAを書くなら、残薬を確認したうえで「今回●●日分の飲み忘れあり。以前と比較して減ってきているがまだ飲み忘れることがある様子。少しずつでも飲み忘れが減るように今後も根気よく指導をする必要あり。次回以降も服薬状況要経過確認」みたいな?笑
今回の教訓
「患者さんの悪口は書かない。他の人が後から自分の薬歴を見たときに不快に思うような薬歴は書かない☺」

悪口を書くと自分の評価が下がって自分に査定という形で返ってくる。まさしく因果応報😰

逆にちゃんとした薬歴を書けばしっかり評価されて・・・これって噂の引き寄せの法則!?笑
補足
その薬剤師さんにはその後それとなく?薬歴を書き直してもらい、薬歴に関して僭越ながら今日の内容を説明しました😅
後で聞いたところによるとその薬歴が他の薬剤師さんから不快だと苦情があったらしい💦
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